全てのビジネスは人。どの「じんざい」がチームに加わるか、存在するかによって会社は変わる。4つの「じんざい」あなたはどれに当てはまりますか?

【Vol.12-3 クロマーツアーズ 代表 西村清志郎氏 キャリア編】

13427736_1034007559968753_8214260651691895624_n

高知県出身、カンボジア関連書籍出版のほか、旅行会社、ゲストハウス、レストランなどを運営。高知県では「はりまや橋ゲストハウス」を運営中。ライター・フォトグラファーで、執筆、撮影業務なども行っている西村さんの後悔をしない人生の歩みや考え方をまとめました。

《クロマーツアーズ 代表 西村清志郎氏 インタビュー記事一覧》

  1. キャリア編 会社に入社して3年目。「自分はスノーボードが好き。よしプロになろう!」と思い立ち、北海道、ニュージーランドへ。 ←今ココ 
  2. キャリア編 オーストラリアでの大学進学。自分のトラウマと向き合ったカンボジア孤児院ボランティア。人生は予想できない。
  3. 学生にむけて編 全てのビジネスは人。どの「じんざい」がチームに加わるか、存在するかによって会社は変わる。4つの「じんざい」あなたはどれに当てはまりますか? ←今ここ
  4. 学生にむけて編 あなたのことをきちんと知ろうとしてくれる人なんか、世の中そんなにいない。学生インターンの受け入れを何年もされている西村さんが語る、働くのに必要な心構え。

面倒くさいから楽しいんだよ!!

西村さん:最近はまっているのは家具とか内装をつくること。それもいつか飽きるんでしょうけど、飽きるまではやってみる予定。この前リノベーションがしたくて高知県で一軒家を買ったのね。面白そうでしょ?自分で好きに内装をいじりたいなと思って。あと小豆島にある海の家を競売で買ったみた。それは海の家が欲しかったからじゃなくて、競売を試したかったということで、ついでにそこでセルフリノベしてゲストハウスできればうれしいなと思って。

話それちゃうけど、数年前に一度ゲストハウスのことで日本で講演する機会があったのね。で、その時にカンボジアのゲストハウス事情は語れても、日本のゲストハウス事情は語れないし比較もできなかった。だから実際に日本でやってみようと思って始めたのが高知にある「はりまや橋ゲストハウス」

それもただお金を自分で出してつくってもつまらないから、国の創業補助金をもらってつくってみようと思って。そのためにきちんとした事業計画書を提出して、資料を作成しなくちゃいけないんだけど、それが本当に面倒くさくて大変で…。

でも面倒くさいから面白いし、大変だからやりがいあるのね。で、提出したら通ったのね。お金があれば事業を始めるのは誰でもできるし、お金払えばだれかが面倒なことは代行してくれるけど、それって面白くない。そこに自分でひと手間かけなきゃいけないのが面白いんだよね。じっくり一つのことを考えこまなきゃいけない時間があることで、経験とか知識がつくのね。無駄になることがないよ。物件とかもお金を出せば買えるんだけど、それじゃ面白くない。

余談だけど、日本の場合、国の補助金をきちんと使うことが実績につながるのね。国の補助金に採用されると銀行からの信用が一気に上がるし、少なくともその事業に関しては国のお墨付きですよって認められることだから、目には見えないいろんなことで信頼が得られる。補助金や助成金を否定する人もいるけど、個人的には国の補助金や助成金のシステムはきちんと活用したほうがいいと思っています。もちろん受けた補助金を無駄にしたり、騙し取ろうとしたりするのはダメですけどね。

四つの「じんざい」

尾崎:ビジネスの失敗から得たことで今につなげられている、活かせていることはありますか?

西村さん:はっきり思うのが、人だね。全てのビジネスは人だと思う。いくらいいものをつくっても販売や運営する人が良くないと全部ダメになっちゃうよね。結局、良い「じんざい」とされる人がその人のもとに集まるかどうか。よくある話だけど「じんざい」って4つあるのね。

「人罪(実績なしで今後も伸びない」「人在(実績ありで、今後は伸びない)」「人材(普通の人だけど、伸びる確率あり)」「人財(実績ありで今後も伸びる)」なんだけど、どの「じんざい」がチームに加わるか、もしくは存在するかによって会社って変わる。

あと人の命や熱意ってずっと続くわけじゃないから、最終的にどこの会社も後継者問題が浮上してきて、そこでいい後継者が現れることはとても大事となる。どんな社長でもいつまでも社長でいられるわけじゃないから、どこかの段階で変わらなきゃいけないってこと。会社が潰れる理由って後継者問題が大きいしね。

今やりたいことはありますか?私は適当にいろいろあります。

尾崎:今わくわくしていることや夢は何ですか?

西村さん:直近でいうと再来週に帰国するんだけど、そこで家の内装工事をするからそれにわくわくしてる。面倒くさいんだろうな(笑)いま日本でホテル始めようと思っていて、銀行融資のために事業計画書を出したりしていて、それも決まれば面白いことだよね。自分の中で面白いからできるんだなーって思って。大変なんだろうけどね。

で、45歳になったら引退して、スキー場でバイトしたいなって思ってる。これも深い意味はないけど、スキー場で住込みバイトしていた25歳の時に、45歳の人と同室だったのね。冬はスキー場、夏はリゾートでバイトしている人で、こんな生き方していいんだと思って。じゃあ自分も45歳になったら同じようにやってみて、どんな心境なんだろうか、体験してみようと思って。そんな感じで、やりたいことって後から後から生まれてくるから、エンドレスなんですけどね。

自分の想いや考えは口に出さなきゃ伝わらない。誰も察してはくれないから。

尾崎:少しでも興味をもったことは手掛ける。やらずに後悔よりやって後悔。という考え方はいつ、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?

西村さん:先に挙げた子どもの時の話の「何も自分が発さずに泣いてしまった」につながっているかも。その時にウルトラマンを買ってほしいってきちんと言えれば、僕のトラウマはなかったわけであって。だからやりたいことがあればはっきり口に出して言いましょうと思うのね。当たり前のことだけど、自分の周りにいる人たちって、別に保護者でもなんでもないから、自分のことを察してくれるわけではないから。

話それちゃうけど、小さな会社であればあるほど、雇用する側って作業や雑用を押し付けたくて人を雇うわけではなくて、人を育てるために雇っているんだよね。うちの会社もインターン生の受け入れをしているんだけど、インターン生に対しても同じで、その人がやりたいってことに合わせて仕事を振っていってる。「なにがやりたい?」って聞かれたときに、具体的に考えがあるとこっちも明確に指示ができるので、あれば言えばいいし、無ければこちらは全体の業務をやってもらって適性を見る。一番勿体無いのが、やりたいことがあるのに言い出せないっていうこと。お互いにとってマイナスでしかないから。

興味があればやりましょう、っていうのがそこにつながってきてるよね。興味があっても自分の環境によって手が出せないとかタイミングがないとかあるかもしれないけど、どっちにしてもやりたいことがあるならその方向性をはっきり決めておかなければそのまま年取って死んじゃうよ。年とってから後悔するのは嫌でしょ。

つづき!

あなたのことをきちんと知ろうとしてくれる人なんか、世の中そんなにいない。学生インターンの受け入れを何年もされている西村さんが語る、働くのに必要な心構え。

 西村清志郎氏 キャリア編より

スポンサーリンク
広告(大)
広告(大)

シェアする