あなたのことをきちんと知ろうとしてくれる人なんか、世の中そんなにいない。学生インターンの受け入れを何年もされている西村さんが語る、働くのに必要な心構え。

【Vol.12-4 クロマーツアーズ 代表 西村清志郎氏 キャリア編】

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高知県出身、カンボジア関連書籍出版のほか、旅行会社、ゲストハウス、レストランなどを運営。高知県では「はりまや橋ゲストハウス」を運営中。ライター・フォトグラファーで、執筆、撮影業務なども行っている西村さんの後悔をしない人生の歩みや考え方をまとめました。

《クロマーツアーズ 代表 西村清志郎氏 インタビュー記事一覧》

  1. キャリア編 会社に入社して3年目。「自分はスノーボードが好き。よしプロになろう!」と思い立ち、北海道、ニュージーランドへ。 
  2. キャリア編 オーストラリアでの大学進学。自分のトラウマと向き合ったカンボジア孤児院ボランティア。人生は予想できない
  3. 学生にむけて編 全てのビジネスは人。どの「じんざい」がチームに加わるか、存在するかによって会社は変わる。4つの「じんざい」あなたはどれに当てはまりますか?
  4. 学生にむけて編 あなたのことをきちんと知ろうとしてくれる人なんか、世の中そんなにいない。学生インターンの受け入れを何年もされている西村さんが語る、働くのに必要な心構え。←今ここ

死ぬときに後悔しない人生を歩みたい。それが最大の目標。

西村さん僕のモットーの一つに、60歳になって、あの時こうしとけばよかった、って言って死んでいくのは嫌っていうのがあって。基本的には年齢で目標を決めていて、僕は45歳で引退すると決めているからそこから逆算してやっています。だから40歳前に以前勤めていた会社を辞めるって決めていたし。

適当に生きてきたから実感して言えるこどだけど、20歳はこれをする、30歳はあれをするみたいな感じで自分の目標をざっくりでもいいから目に見えるところに書きだして置くといいよ。目標がなかったら、方向見えなくなっちゃうし、自分を見失っちゃう。もちろん目標ってどんどん変わっていくんだけど、それは変わっていいんだし。

あと目標を立てるとき、理由はなんでもいいよ。どうせ目標なんて変わっていくから。ただざっくりしたものをきちんと作っておく。そうすることで、目標にあわせて逆算で動けるから。僕も45歳で引退って言ってるけど、僕の言ってる引退の意味は、家で何もせずゴロゴロするって意味じゃなくて、自分が興味ないことと決別して、やりたいことだけやるようにする年齢ってことね。それが趣味なのか仕事なのかは分からないけどね。ただ仕事や人に対する断捨離って感じかも。

考え方・捉え方を変えるだけで人生が楽になる。

尾崎:日本の学生に向けて、ご自身が大切にされている考え方や生き方、また伝えたいことを教えてください。

西村さん:同じことでも人って真逆の発想が出たりするでしょ。面倒な仕事をふられたときに、嫌だなと思う人と、大事な仕事を任せてくれたんだと思う人は根本的な発想が違う。もちろんその仕事をふる人の言い方やその人に対する感情にもよるけどね。

性格的にもともと物事をネガティブにとらえる人は、全部ポジティブにとらえるように癖づけしたほうがいいんじゃないって思うよ。ネガティブにとらえてメリットはある?ないでしょ。どうせ同じことやらなきゃいけないなら逆の発想したほうが得だよ。だってなんでも嫌々やりたくないでしょ。本当に嫌なことはやらなきゃいいだけであって、そこは逆に向いてる人がやればいいし。でもこれって、物事の解決から逃げるのとは違うから、その辺の意識を取り間違えないでね。

自分の人生は自分のもの。自分の合格点をクリアすればいい。

西村さん:人生なんてなるようになります。どうせ実働人生は60年くらいなんで、考えすぎると損しますよ。人生に100点ってないですと言いたい。仕事も一緒だけど、100点目指しすぎて、無駄な動きしている人いるでしょ。学校の試験と違って100点なんてそもそもないし。

100点なんて周りの環境の問題であって、そんなもの必要ない。だから自分の中の及第点でずっとやっていけばいいと思うのね。頑張りすぎる必要もない。ただ自分の中でオッケーと思える点でいい。それが70点なのか80点なのかは人それぞれだけどね。

あと、年とって後悔するな。よく明日死んでも後悔しない生き方っていうじゃないですか。それでいいと思う。半分逆説的になるんだけど、目標を決めて逆算っていうのもあくまで生きたらの話だからね。長生きした時の逆算の発想も同時にバックアップ的な意味で持っておく必要があるよ。

インターンではやりたくないこともたくさんある。日本の社会でもそれは同じ。

尾崎:インターン生を多く受け入れてるということですが、学生に向けてメッセージをお願いします。

西村さん:高い意識を持ってきてるインターン生に対していうと、自分からやりたいことをどんどん発信してください。あなたのことをきちんと知ろうとしてくれる人なんか世の中そんなにいないから自分から伝えることが大事ですよ。伝えないと受け入れるほうも困るし、自分も何も吸収できずに終わっちゃう。

あとうちの会社のインターンシップは基本的に甘やかさないです。最終的にその人が日本で働くことを想定したインターンシップだから、日本社会でも受け入れられる学びじゃなきゃね。その意識を持ってもらう必要があるので、あえて面倒な仕事をふったりすることもあるのね。

これ、ちょっと考えたら分かると思うけど、普通の社員がやれば5分で終わる仕事をインターン生に1日かけてやってもらって、普通より低いクオリティで提出されて、教えて、やり直しの繰り返しのほうが時間も労力も高いけどね。でもそれをやってもらうことが彼らの学びに繋がると思ってるから。だから、あえてやりたい仕事じゃないものをふったり、残業させたり、怒られに行かせたりします。

繰り返しとなるけど、ポイントはやりたいことは自分からアピールしてくださいということ。心構え的な部分でいうと、少なくとも、やりたいことを自分で発見しなきゃいけないと思うよ。漠然とインターンするんじゃなくて、短期なら短期なりの明確な目的を作る。受け身じゃなくて積極的な姿勢で、自分から発見していきましょう。

バイトでも会社でも一緒。きちんと仕事を理解して、これをこう改善していったらいいんじゃない?と自分から声に出して言える人だったらいいよね。ただいるだけの「人罪」は周りにとっても迷惑なだけ。たまにいるんだけど、インターン生に、「無給で働いてあげているのに、いろいろやらされている」と愚痴言ったりしているケース有るんだけど、そんな考え持っている人は迷惑なだけ。自分のために周りの人社員の時間を使っていることを自覚した上で、成長していってほしいですね。社会はあなたを中心に回っているわけじゃないですから。

西村さんからメッセージ

尾崎:最後にメッセージをお願いします。

西村さん面白い人がいたらぜひ来てください。いろんな角度でコラボができる人とかいたらいいですね。これはインターン生に限らず、どういった角度でもいいんですけど面白い人がいいですね。あと「人材」がほしいですね。もちろん「人財」がきてくれたら理想ですけどね。

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