生まれ育った「福岡」に貢献したい。世界中の人が福岡を楽しみに訪れるような、そんなまちづくりを。

【Vol.4-1 福岡県香港事務所 藤木重尚氏 キャリア編】

MYGOAL第4回目のインタビューは、福岡県香港事務所 藤木重尚氏。

公務員としてこれまでに様々な業務に身を置いてこられ、現在は香港にてインバウンド事業を中心にご活躍されている藤木さん。その幅広い経験ひとつひとつが繋がって生み出される「考え方」「夢」「目標」を語っていただきました。インバウンドや公務員のお仕事に興味がある方必見です!!

私たち学生にむけてアツい言葉をたくさんいただいたので、ぜひ読んでください!!

《福岡県香港事務所 藤木重尚氏 インタビュー記事一覧》

  1. キャリア編 生まれ育った「福岡」に貢献したい。世界中の人が福岡を楽しみに訪れるような、そんなまちづくりを。 ←今ココ
  2. 学生にむけて編 今自分になにができるのか、自分を語れる自分に。無駄な経験などない。恐れず突っ走り「出すぎて打てない杭」を目指せ 。 

生まれ育った「福岡」に貢献したい、公務員の道へ

エイミー:これまでの経歴を教えてください。

藤木さん:私は生まれも育ちも福岡で大学卒業後は大好きな福岡に貢献すべく、福岡県庁で働く道を選びました。海外に対して特に興味があったわけではないのですが、もともと英語は得意で、27歳のときにアメリカ赴任になり、2年間日本領事館で働きました。

アメリカ赴任後は福岡に戻り、日本在住外国人の生活向上に関する仕事をしました。その後は農産物の輸出支援の部署へ移りました。農産物の輸出支援の部署では「どうしたら福岡の農産物が海外で売れるのか」という仕事を扱い、香港や台湾への出張も重ねました。その後の人事異動で、香港か上海のどちらかに行くことになり、農作物の販売先であった香港を希望し、現在に至ります。

エイミー:幅広い仕事内容ですね・・!出張ではなく、実際に香港に駐在したことで見えてくることってなにかありましたか?

藤木さん:実際に香港に駐在してみてわかったのは、香港で福岡の農作物を現状以上売るのは、現在の経営資源では相当困難ということですね・・。日本中の農作物が香港で競合しているんです。香港で日本産農産物の値段は高いのですが、それは輸送費や小売業者の利益が載せられているだけで、福岡がお金を稼げているわけではないんです。この状況を見て、闇雲に香港市場を目指すのは、努力のしどころを間違えているのでは・・と感じました。

様々な業務を経験し見えた、「福岡」が豊かになるモデル

藤木さん:そこで考え、わかったのが、香港の人が福岡に来て、福岡ゆかりの商品を買ってもらうのが一番いいということです。香港の人が福岡に旅行にきて、福岡でお金をつかってくれる。それによって福岡が金持ちになる。福岡の地元の人がお金を持ち、少し高い質の良い福岡のものを買うようになる。例えて言うと、福岡の人が福岡のスーパーで安い中国産の醤油ではなく、福岡名産の醤油を買うということです。香港で醤油を売るよりもよっぽどいい流れだと思いました。

香港は畜産品以外のほとんどの農水産物が検疫無しで持込可能で、最近は福岡の市場で新鮮な魚をさばいてお刺身を持ち帰る香港人さんが多いんです。香港と福岡は3時半程度のフライトなので、生物のお刺身なんかも持ち帰れて。そうやって美食家の香港人が福岡にくることで、福岡の魚屋さんが儲かる。こうやって外国人による地産地消のモデルができていくわけです。

「福岡」を世界中から人が訪れるまちに。

エイミー:藤木さんの夢を教えてください。

藤木さん「福岡を世界中から人が訪れるまちにする」これが私の夢です。はっきり言って、福岡という地名はまだまだ世界で知られていません。しかし、中国をはじめ世界中の人が豊かになり、たくさんの人が世界中を旅行するようになった時代です。世界中の人に福岡を知ってもらって足を運んでもらう、そんなまちにしていきたいです。

フランスの「ボルドー」「ブルゴーニュ」という、人口もそれほど多くない地域があるのですが、世界中のほとんどの人から知られています。それはここでつくられる有名なワインがあるからです。このワインのように、福岡って小さなまちだけど「◯◯の福岡だよね!」という風に、世界中の人から知られるまちを目指しています。また、それを目指した際に、香港は面白いんです。なぜかというと、香港とシンガポールは世界とつながっているので、ここ香港で広まった物は世界中に広がるんですね。

もうひとついい例に、スペインの「サンセバスチャン」というまちがあります。ここも人口が10万人くらいしかいない小さなところです。しかし、ここには3星レストランがたくさんあり、世界中の金持ちが美味しい料理を食べるため、休暇になると自家用ジェットで飛んでくるんです。世界中から腕のあるシェフが集まり、それぞれが自分の技術を公開し他のシェフに共有して、サンセバスチャン全体を「美食のまち」にしようとする取り組みがなされています

福岡も、フランスの「ボルドー」「ブルゴーニュ」、スペインの「サンセバスチャン」のように、アジアの富豪が福岡の美食を堪能しに訪れるような、そんなまちづくりができたら面白いと思っています。この夢を達成するのに、公務員は手段でしかないので、アンテナを高く張り、様々な手段を考えていきたいです。 (写真提供:福岡市)

つづき! 学生にむけて編 はコチラ

【Vol.4-2 福岡県香港事務所 藤木重尚氏 学生にむけて編】今自分になにができるのか、自分を語れる自分に。無駄な経験などない。恐れず突っ走り「出すぎて打てない杭」を目指せ 。

「仕事がすごく厳しい企業に入って限界までやり抜く」というのも勧めているわけではないですが、その経験から得られる物はたくさんあると思います。まず経験を積んでみる。そして振り返ってみて、それから生まれた自分をベースにどうしていったらいいかを考えてみる。そういうなにかに一つを打ち込んでやってみる経験は糧になります。無駄な経験などありません。

 福岡県香港事務所 藤木重尚氏 学生にむけて編 より

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